手術後のリスク

医療手袋.jpg 手術は効果はもちろんですがリスクも伴います。
ワキガの手術の場合は、十分に切除しなければ結果がでないので、その分リスクは高くなります。

手術を受ける場合は術後のリスクも理解しておくことが大事です。


手術後には以下のリスクがあります。

出血・血腫

術後は安静にすることが一番大事です。

うっかり肩を動かしたり、家事をしてしまった時に出血する場合があります。
出血が多いと皮膚の下に血が溜まり「血腫」となり、稀に大きな血腫ができる
こともあります。その時はそのまま放置すると皮膚が壊死するので早めに血腫を
除去しなければなりません。


創し開(傷が開く)

皮膚切開部が開いてしまうことで、ほとんどが軟膏の治療で治っています。


テープかぶれ

術後は強い粘着テープを使用しなければなりません。かぶれには軟膏を処方してくれます。


手の痺れ

手術で神経を損傷することありません。しびれや感覚が鈍くなる症状は、時間の経過とともに回復していきます。


つっぱり・ひきつれ

術後1ヶ月位に傷が一番固くなるので、皮膚のつっぱり・ひきつれを感じます。通常は数ヶ月で改善しますが、稀に1~2年経過しても改善しない場合、その後も改善しない可能性もあります。


他にも術前と臭いが変わったなど稀にあります。どんな手術でも術後のリスクはありますので、手術するときは説明をしっかり聞いておきましょう。



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